MBAの存在価値は評判の維持? 悩む米大学

 

米国のビジネススクール(経営大学院)が、経営面で難しい問題に直面している。ビジネススクールはそれを抱える学校に経済的利益をもたらす可能性はあるが、MBA(経営学修士)プログラムの存在価値は評判を維持する程度に過ぎない場合もあるからだ。

 大学院のトップ(院長、研究科長)や専門家は、ビジネス教育機関の淘汰に身構えている。ウィスコンシン・スクール・オブ・ビジネスがビジネス修士コースの将来を議論しているなか、アイオワ大学やウェークフォレスト大学などに続き、MBAプログラムを廃止する学校が増えるのではないかと大学管理者たちは考えている。

 リセッション(景気後退)が終わって以降、労働市場から離れてフルタイムでMBA取得を目指す人の数は減っている。経営大学院認証機関「国際マネジメント教育協議会(AACSB)」の調査によると、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールやハーバード・ビジネス・スクールなど、クラスの規模が大きくて、ランキングの上位に入るようなプログラムには志願者が集まり、収益が上がり続けている一方で、2年間のフルタイムMBAコースに入学した人の数は、2010年から16年までの間に3分の1以上減った。  続き・・・


 

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