日米の「受験」と起業精神!!

新風シリコンバレー WiL共同創業者兼CEO 伊佐山元氏

年末年始の風物詩に受験がある。特に大学受験は将来に大きな影響を与える人生の重要なイベントの一つであり、家族が多少なりとも影響を受ける。

1997年東大法卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。2003年から米大手VCのDCM本社パートナー。13年8月、ベンチャー支援組織のWiL(ウィル)を設立。

このお受験事情は、米国も一緒だ。大学の受験の締め切りの多くは、年末または1月前半のため、冬休みは受験の最重要項目であるエッセー(論文)に没頭する。日本と異なり、統一テストは自分の都合に合わせて、年に何度か受けられる上に、一番良いスコアを提出すればよいため、試験一発勝負の日本の受験とはだいぶ異なる選考プロセスになっている。

この大学受験で問われる素養や能力が日米でかなりの差があることは興味深い。答えのある質問に対して、記憶力をもとにした瞬発的な回答力を測る日本方式に対し、答えのない質問に自分の過去の経験で学んだことをもとに、自分の考えを主張する米国方式という大きな違いがある。

特にこの論文で問われるのが自分の性格や特徴、リーダーシップの経験、大学で何を学びたいのか、解決したい社会課題など幅広い分野に対する自分の考えだ。「Show your nerdiness」(あなたのオタクっぷりと教えてくれ)と良く言われるように、自分の徹底したこだわりや興味を語らなければ、誰でも書ける内容になってしまう。

続き・・・

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事