
新型コロナの感染拡大や津波警報の発表など異例の状況の中で行われた「大学入学共通テスト」の追試験の対象者は、過去2番目に多い、1600人余りとなったことがわかりました。
今月15日と16日の2日間の日程で行われた大学入学共通テストは、新型コロナの感染拡大に加え、初日は会場の東京大学の前で受験生などが切りつけられる事件が起き、2日目は津波警報や津波注意報が発表されるなど、異例の状況の中で試験が行われました。
大学入試センターによりますと「追試験」の対象者数は、19日午後2時時点で病気やけがなどの理由が1366人、公共交通機関の事故などの理由が291人で、合わせて1657人となっています。
前身の大学入試センター試験を含めて、最も多くなった去年に次ぐ、過去2番目の多さとなっています。