英語の早期教育は必要? 12カ国語を話す”語学の達人”ピーター・フランクルさんは懐疑的「母語を大切に」!!

「国際人」の資質 幼少期にどう育むか

 「視野を広げ、人生を豊かにできる」。ピーターさんは外国語を学ぶ魅力をこう話す。さまざまな国・地域の人と交流でき、日本で公開されていない映画や書籍にもアクセスでき、従来と違う発想が得られ、生きる力が養われるからだ。

 一方で、「英語ができても真の国際人とはいえない」と指摘。大切なのは「国際人」としての資質で、それを育む大事な時期が幼少期という。「真の国際人は、相手と自分が違うという多様性を認めつつ、異なる意見を聴く耳を持ち、お互いの共通点を探して友達になろうと考え、行動できる人」と説く。

 その土台となるのが、日本人としてのアイデンティティー。幼少期から絵本の読み聞かせや、かるた遊びなどを通じ、日本語をはじめとする豊かな日本の文化に触れることで心のよりどころをつくる。母語を身に付けると、心の安定や自己肯定感をもたらし、学力や能力を伸ばす上で欠かせない土台となるという。ただ、自国の素晴らしさにしか目を向けない内向きな態度や、他国を見下してはばからない考え方は「国粋主義」であり、「愛国心」ではない、と強調する。

続き・・・

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