GIGAスクール環境におけるタブレット端末とロイロノートを使った多読多聴教材(スカラスティック)の導入事例/京都教育大学附属京都小中学校!!

「一般的に、国立大の附属校=進学校というイメージを持たれがちですが、そんなことはないですよ」と語るのは、京都教育大学附属京都小中学校の英語科主任・今西竜也教諭だ。同校もまさしく国立大附属だが「例えば本校の英語カリキュラムは、大学・高校の入試問題が解けるようになることを目的としていません。あくまで、英語で他者と意思疎通し、関係を築ける力を養うことがゴールなんです」と強調する。そんな同校における英語多読の取り組みと、そこに用いたスカラスティック(SCHOLASTIC)社のデジタル教材「BOOKFLIX」「Literacy Pro LIBRARY」の活用事例に迫る。

京都教育大学附属京都小中学校

「なぜ学ぶのか」という原点からブレない、オーセンティックな学習

英語科主任・今西竜也教諭

英語に限らず、入試を意識するあまり学習行為がテクニック化してしまい、学びの本質から遠ざかっているのではないかという批判は後を絶たない。その点で国立の学校は、全国の学校の範となる教育研究機関としての役割も担っているため、「何のために学ぶのか」という原点から決してブレない。進学力の向上は副産物であり結果論だ。つまり、学びの質や目的が非常にオーセンティック(「本物の」「真の」の意)であると言えよう。

いわゆる“受験英語”は英語能力におけるパーツの一部に過ぎず、英語そのものの力がつけば、必然的に受験英語も対応できるというのが同校と今西教諭の考えだ。

洋書多読に取り組むも、蔵書数に課題

そんな同校が英語教育で重視しているのが、洋書の多読だ。今西教諭は、こう理由を語る。「日常で目に入るものくらいは、自然に英語で表現できるようにしてあげたい。しかし、教科書の本文は基本的に短く、学べる単語数も限られています。例えば『ハリー・ポッター』1冊だけで約7万語の単語が出てきますが、これは小学校から高校までの教科書に出てくるすべての単語を合計しても、まったく届かない数字です。そこで、実用を意識した多様なシチュエーションを網羅しつつ英語に触れるため、たくさん本(洋書)を読んで欲しいと思いました」。

一方で、課題もあった。学校の洋書蔵書には限りがあることだ。誰かが借りていれば順番も待たなければいけないし、限られた予算の中では蔵書を増やすのも困難だ。かと言って、各家庭で購入してもらうのも負担が大きい。

そこで2021年度、GIGAスクール構想に伴う1人1台の端末配備を機に、アメリカの大手児童書および教育出版社・スカラスティック社のデジタル教材「BOOKFLIX」「Literacy Pro LIBRARY」の導入を決定した。

その選定理由を今西教諭は、「海外の通販サイトで送料を払って購入したり、日本の通販サイトで輸入したものを購入したりすることを考えれば、3~4冊読めば十分もとは取れます。4月から夏休みまでで、もう3~4冊以上読んでいる生徒はたくさんいますし、インターネット環境とタブレットかパソコンがあれば、学校だけでなく家庭でも好きなだけ読んだり聞いたりできるので、価格に関しては保護者の方にもご理解いただきやすいと思います。また本校ではタブレット端末の使用にあたりロイロノート・スクールを導入していますが、教科書以外の教材とも組み合わせて使う方法を考えていました。ロイロノート・スクールを使った課題の設定やクイズ機能を使って、生徒の力に合わせて難しすぎず魅力的な活動を取り入れることができると思いました」と語る。

続き・・・

「スカラスティック教材の問い合わせはこちらまで」:kim@danke-ja.com

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