早稲田大が初の卒業生調査 一般入試組と附属・系属校出身に違いは?

入試区分で異なる授業や研究活動への熱心度

――早稲田大学が卒業生調査をしていることを初めて知りました。大学総合研究センターのウェブサイトに調査結果を載せています。

大学総合研究センターは大学のIR(Institutional Research)がミッションの一つで、高等教育研究部門がこの調査を行いました。学内の教育の実情を知るために卒業生に聞いて、大学の教育改善に使うためで、対外的に発表するのが目的ではありません。

卒業生調査は、2014年にセンターができたときからの課題でした。調査の意義について学内の合意を得て、18年度に試行的調査を行った後、19年度に本格的に調査しました。

卒業して10年になる06年度入学者全員を対象に案内状を郵送し、ウェブで回答してもらいました。回答数は543人で、送付した1割にも満たないので、必ずしも全体の傾向を表しているとはいえません。

――年齢でいえば31~33歳が大半です。卒業後10年の卒業生を対象にしたのは、なぜですか。

早稲田大学は07年から08年にかけて本格的な教育改革に着手しました。07年に第一文学部と第二文学部を文学部と文化構想学部に、理工学部を基幹理工、創造理工、先進理工の3学部に改組しました。調査した卒業生が学部2年の時です。08年には「Waseda Next 125」を発表し、創立150周年に向けた「Waseda Vision 150」につなげていきました。

続き・・・

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