「教員のスマホは職員室で管理、授業中は禁止」にみる、教育委員会の「残念な」思考力!!

浜松市では、教員の盗撮などの不祥事を受けて、授業中や部活動でのスマホを原則禁止するという。教員のスマホは職員室で保管するというのだから、どこかの校則かと思える動きである。

 浜松市教育委員会は18日、教員の不祥事が相次いでいる問題を受け臨時の校長会議と研修会を開き、綱紀粛正と再発防止を呼びかけた。研修会では、「教職員のSNS利用に関するガイドライン」を提示。「児童生徒・保護者との個人的なやりとりは原則禁止」などと規定した。

 ガイドラインでは「個人のスマートフォンは職員室等で管理し、児童生徒の活動場所には持っていかない」「児童生徒の個人情報やそれにつながる情報を投稿しない」など6項目を定め、遵守(じゅんしゅ)を求めている。

 同市では、男性教諭が女子生徒にSNSで「好き」「会いたい」などのメッセージを頻繁に送信するなどして停職になったほか、スマホの撮影機能を使って学校トイレ内を撮影したり、商業施設のエスカレーターで女性のスカート内を盗撮したりして免職者も出ており、8月からの懲戒処分は5件にのぼっている。

 たしかに、8月から5件も不祥事が起きているのは、心配だし、再発防止に向けた取り組みが重要なことは、言うまでもない。また、被害にあった生徒や在校生等には、教員への不信感や失望があろう、心理的なケアも最重要だ。

 しかし、全校、全教職員に対して、一律禁止にしようとするのは、多くの人が首をかしげたくなる措置だろう。Twitterなどでも、かなりの人が疑問を投げかけている。

 たとえ話をすると分かりやすい。飲酒運転は大問題だし、犯罪だ。しかし、だからといって、飲酒や車の利用を禁止するだろうか?

 浜松教育委員会の考えは、率直に申し上げて、残念だ。

 意地の悪い見方をすれば、子どもたちに思考力や問題解決力を高める教育をしたいと言っているのに、自分たちには、そうした思考力がない、と宣言しているようにも見える。こういう施策に従う校長も、どうなのか。校長会議では異論は出なかったのだろうか?(公務員には上司に従う義務があるから、しんどい立場であるとはいえ。)

続き・・・

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