起業家教育 私立高に広がる!!

 私立高校で「起業家教育」が広まりつつある。人工知能(AI)が人の仕事を代替していくと言われる時代。社会と接点を持つことで、子どもたちに将来の働き方を考えてもらうのがねらいだ。

 (小林太一)

 ■IT環境学びに シアトルへ

 大妻高校(千代田区)は7月末、一部の生徒を米国北西部の都市シアトルに派遣する。目的は、ネット通販大手のアマゾン本社を訪ねること。

 巨大IT企業で働く質の高いエンジニアと話し、急成長した世界企業の最先端の技術者が生み出す発想力に触れる。海外の大学進学や英語圏の企業への就職はもちろん、新しいアイデアを考え出す力を生かした起業という選択肢にも気づいてもらうのがねらいだ。

 グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの米大手4社は頭文字から「GAFA(ガーファ)」と呼ばれ、利用者の膨大な個人情報を活用して成長を続けてきた。シアトル派遣の希望者を募ると、手を挙げたのは高校1、2年生20人。「GAFAの底力を見てみたい」と強い意欲を見せた生徒もいた。成島由美校長は「最初にしては多いほうだと思う」と手応えを語る。

 派遣は10日間を予定。6月末に米国からコーディネーターが来校し、生徒たちは4人一組の班に分かれて事前の準備を進める。期間中はホームステイをして過ごし、最終日に体験を通じて得た意見などを英語でプレゼンする。参加する1年の根岸里帆さん(15)は「アメリカの第一線の企業で働く人の考えや仕事の内容に興味がある」と話す。

続き・・・

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