高校英語「話す」テスト導入 大学新入試見据えた方針!!

高校英語「話す」テスト導入 大学新入試見据えた方針

 大阪府教委は、今春以降の府立高校入学者に、英語の「スピーキングテスト」を在学中に課す方針を決めた。受験教育を手掛ける民間事業者に委託して独自のテストや教材を作り、教員自らが評価する想定。現在の高校1年生が受ける2020年度開始の大学入学共通テストを見据えた対応だが、専門家からは「教員の負担増」を懸念する指摘も上がる。

 現行の大学入試センター試験に代わる共通テストの英語では「聞く・読む・話す・書く」の4技能を民間資格・検定試験を活用して測る。文部科学省による17年度の英語力調査によると、高校3年生で「話す」「書く」が他の2技能に比べて劣った。府内の高校生も「話す」が主な課題で、府教委はスピーキングに重点を置くことにしたという。

 府教委は課題克服に向け、公募で「Z会ソリューションズ」(本社・静岡県)にテストや教材作成の委託を決めた。教材活用の有無や、テスト結果を成績に反映させるかは各校の判断だが、今年4月に入学した生徒が卒業までの間に3回以上のスピーキングテストを行い、来年度からは1年生で最低1回実施し、卒業までに3回以上行うよう求める。

 6月中に数校で試行し、その意見を踏まえて9月に実際のテストを配布する。質問は自動音声ではなく、教員が直接口頭で行う方式。生徒の答え方は「教師と対面」か「答えを録音機器に収録」を想定し各校が選択できる。

 英語のスピーキングテストを巡っては、鳥取県教委も2校でモデル事業を始める。18年度の入学生は民間のスピーキングテストを定期的に受け、他校と成果課題を共有する研修会を設ける。大阪府内では既にスピーキングテストを導入している学校もある。担当者は「テストを通して課題発見の一助になれば」と話す。  続き・・・


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