先生たちとはもう、校則の話をするのはやめよう!!


先生たちとはもう、校則の話をするのはやめよう

少年鑑別所に収容された生徒との再会

「教室に入ってチョークケースを開けたら、タバコの吸い殻がぎっしり詰まっていたんですよ」

 公立中学の数学教師として地元・山形から東京へ転任し、8年目。当時35歳の工藤氏が赴任した学校は荒れに荒れていた。廊下の窓はあちらこちらでガラスが割られ、床にはタバコの火による焦げ跡が点在し、吐き捨てられたガムがこびりつく。一部の生徒は制服があるにも関わらず私服で登校し、授業中は教室の外でサッカーに興じていた。

 職員室には、半ばあきらめかけている同僚たちがいた。「これはもう人のせいにできない。自分がやらなきゃいけない」。工藤氏にとって、これまでの教員生活で経験したことのない試練だった。 続き・・・