協力的問題解決では、女子の方が男子よりも成績が良いーOECD PISA世界教育調査より!!

協力的問題解決では、女子の方が男子よりも成績が良いーOECD PISA世界教育調査より

協力的問題解決においては、女子生徒の方が男子生徒よりも良い成績を上げていることが、OECDが初めて行った協力的問題解決能力の評価から明らかになりました。

 このテストには、世界52カ国・地域の15歳の生徒約12万5000人が参加し、生徒がグループでどのくらい協力できるか、協力することに対する姿勢、また性別や放課後の活動、社会的背景といった要素が及ぼす影響について分析しています。

 アンヘル・グリアOECD事務総長は、次のように述べています。「社会的技能を重視する傾向が世界的に強まっている中、教育制度はこうした技能を学校のカリキュラム全体で体系的に育成できるように努める必要がある。親と社会全体も役割を担わなくてはならない。より良い人生を送るためにより良い技能を身につけられるよう、共同体全体が協力するべきである。」

 読解力または数学の成績が良い生徒ほど、協力的問題解決の成績も良い傾向があります。それは、情報を管理、理解し、推論する能力が問題解決に必要とされるからです。また、同じことは国際比較についても言えます。PISAの成績が良い国々、アジアでは日本、韓国、シンガポール、欧州ではエストニアとフィンランド、北米ではカナダが、協力的問題解決のテストでも良い成績を上げています。

 オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、米国の生徒は、協力的問題解決において、これらの国々の科学、読解力、数学の点数を元に予測されるよりも良い成績を上げています。しかし、PISA調査に参加した中国の4都市・地域(北京市、上海市、江蘇省、広東省)の生徒の成績は、数学と科学の結果ほどは良くありませんでした。  続き・・・