新卒採用、実は「2極化」 今なお就活中の学生も !!

2017年11月14日

新卒採用、実は「2極化」 今なお就活中の学生も

 来春に卒業する大学生の就職内定率の上昇が話題になっています。内定率は6月半ばに早くも7割を超え、9月はじめには9割近くに達したとの調査もあります。空前の売り手市場といえますが、企業と学生の双方に理想の相手に巡り合えないとの声もあり、特に学生にとっては必ずしも満足できる状況とはいえないようです。

 就職内定率とは、就職を希望する学生のうち、企業から内定を得られた人の割合を指します。2017年春の新卒で就職した人の割合(就職率)は約76%。内定率の上昇は企業の採用意欲を反映しますので、来春の就職率はさらに高まりそうです。

 大卒の就職率はここ数年、上昇していますが、過去にはもっと高い時期がありました。高度成長期の1960年代はほとんどの年が80%台、バブル経済がピークに達した90~91年も80%を超えました。ただし、大卒で就職する人の数でみると65年は約13万人、90年は約32万人で、17年は約43万人と圧倒的に多いのです。高校卒業後、大学に進学する人の割合(大学進学率)が約50%に高まり、大卒の総数が増えているためです。

 総数が多いだけに、人気がある企業には多くの学生が殺到し、厳しい競争になりがちです。厚生労働省が所管する東京新卒応援ハローワーク(東京都新宿区)を訪れる学生は年間約3万人。田口房代室長は「競争を勝ち抜いて複数の企業から内定を得る学生と、なかなか内定を得られない学生に二極化している」と指摘します。 続き・・・


 

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