大学理事に聞く、ICU財政のリアル!!

大学理事に聞く、ICU財政のリアル

ICUの入学式や卒業式で、決まって学生に伝えられてきた言葉がある。それは、「ICUは寄付によって支えられている大学である」ということ。 他の私大文系学部に比べてICUの学費が高水準であることは 周知の事実だ。だが、ICUの財政がどのように支えられているか、収支の詳細がどのようになっているのか、実態を知っている学生は多くはないように見受けられる。

今回は、学校法人国際基督教大学の財政と基金運用の責任者である常務理事(財務担当兼基金担当)の新井亮一さんから、現在のICUの財政の現状についてお話を伺った。(内容は再構成済み)


――よろしくお願いします。始めに、ICUの財政状況を簡単に解説していただけないでしょうか。
ICUの特色は、少人数教育です。理系だけを見ると、ICUの教員一人当たり の学生数は約13人。これに近いのは医学部がある大学ですが、医学部の教員は大学病院の医師と掛け持ちであるということもあるためです。それを考えると、一般的な私立大学の理系学部と比べてICUの教員一人当たりの学生数は少ないと言えます。また文系にいたっては、教員一人に対して学生数が50人程度になるところもあるのに対し、ICUは20人程度。いかに教員数に対する学生数が少ないかということがわかっていただけると思います。   続き・・・