「人材大国」インドの核心 多様な意見束ねる適応力 アジア経済研究所南アジア研究グループ長 近藤則夫 !!

2017年8月13日

「人材大国」インドの核心 多様な意見束ねる適応力
アジア経済研究所南アジア研究グループ長 近藤則夫  

 近年、インド経済の高成長が確固たる事実として注目されている。それにあわせて「すごい」インドについて様々な本が書店を賑(にぎ)わせている。インド人は2桁暗算ができるという「すごい」はともかく、筆者の経験では確かにインドはすごい人物を輩出する素地がある。なぜなら昔も今も生存競争が激しいカオスのインドで生き抜くためには人は強く、ダイナミックにならざるを得ないからである。

 近現代のインドの最大のカオス期といえば独立期である。民族独立運動と戦争はインドを独立に導いたマハトマ・ガンディーやネルー首相などすごい人物を生み出した。それは指導者だけではない。笠井亮平氏の『インド独立の志士「朝子」』(白水社・2016年)の主人公日本名「朝子」、アシャ・バーラティ・チョードリーもそうである。  続き・・・


 

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