同志社中学校 2017年度公開授業研究会

同志社中学校 2017年度公開授業研究会の概要

開催日時 10:30 〜 17:30
定員 なし名
会費 なし円
場所 京都府京都市左京区岩倉大鷺町89 同志社中学校

学び合い、育ち合う学校をめざして 〜新たな学びを展開するために〜

http://www.js.doshisha.ac.jp/jhs/koukaiken/koukaiken2017.html

現代は価値観の多様化する時代にあって、グローバル化の進展や人工知能(AI)の発展により社会の 枠組みが大きく変化し、予測不可能な時代を迎えると言われています。野村総合研究所と英オックスフ ォード大准教授のマイケル・オズボーンらは2015年、日本の労働人口の49%が10~20年後に は AI やロボットなどに置き換えられるようになる可能性が高い、という調査結果を発表しました。日本 でも、学校教育に対する考え方の大きな転換が求められています。その中で、新たな知識や記憶に頼る 学習だけではなく、それらを活用して、正解のない問いに向き合い、国や文化を超えて社会や世界の課 題を解決していく、思考力、判断力、表現力を育んでいく教育が必要になると言われています。同志社中学校では、創立者・新島襄の「自由・自治・自立」の精神に基づき、生徒一人ひとりを大切 にした「参加型の学び」と「教科の専門的な学び」をより一層強化した最新の学びの場の創出をめざし、 以下のような具体的な取り組みを行っています。
・教科センター方式の導入(2010年秋〜) 移転に際して「すべての授業を教科専門教室で行う」教育環境を実現し、教科の深い学びを育むこと ができるようになりました。
・最先端の ICT 環境の整備
2014年度より、生徒が1人1台専用の iPad を持ち始めました。タブレットの活用により、生徒の 主体的な学びを促し、彼らの学びの世界を広げています。
・同中学びのプロジェクト(本校独自の課外活動企画) プログラミング教育、大学研究所への訪問、企業との共同開発など、100種類以上の学びの機会を 設けています。
・国際交流プログラムの充実 多様性や協調性を育む国際交流の機会を提供しています。カナダ・ニュージーランドでの2ヶ月間タ ーム留学、韓国や台湾への短期留学、世界トップレベルのハーバード大学生や MIT 大学生と学ぶ英語 研修など多彩なプログラムを用意しています。
このように新しい教育環境の実現や、既存の授業の枠組みを超えた学内外における多種多様な学びを 広げてまいりましたが、次なる私たちの教育課題は日常の授業づくりに立ち返らなければならないと考 えています。予測の難しいとされる未来に生きる我々ができることは、定式化された学習から他者と協 力しながら大きな問いに挑戦していく学習への転換ではないかと感じています。
そこで、今回の公開授業研究会のテーマを「学び合い、育ち合う学校をめざして」として、生徒が主 体的に学び合う授業作りを目指したいと考えました。生徒たちが学ぶことを楽しみ、仲間と一緒により 良いアイデアを導き出すことや、納得がいくまで試行錯誤し、課題に取り組むことができる授業展開を 目指しています。また、このテーマには、「教員の学び合い」という意味も込めました。教員自身も授業 の中で、生徒と共に学び合い、一緒に成長していけたらと考えています。
現在では、各教科で「協働学習」を取り入れ始めているところです。また、教科の枠を超えて学びを 深める「教科横断型授業」や与えられた課題をチームで解決していく「プロジェクト型学習」など、生 徒の創造力を高めるための授業も展開し始めました。
今回の研究会を通して、日常の授業や今回の研究会のテーマに沿った新たな学びにつながる授業を見 ていただき、参加される皆様からの忌憚のないご意見をいただいて、学び合う機会にできるよう準備を 進めています。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。