◉IBDPで日本語を教える魅力

IBDPプログラムは、高校3年生の最終試験に向けて約2年間準備をしていくコースですのでやるべきことが明確でタフなプログラムです。しかし、決して知識の詰め込みではなく、自身の意見やそれを根拠を持って述べられる力も求められます。

日本で生まれ育った外国籍の生徒や日本人と外国人の間に生まれた生徒にとっても、今まで何となく分かったつもりでいた日本について再発見したり、深く知ることで楽しみながら日本語を学習し、自分の意見やその意見の根拠を述べる力を養います。

トピックを学ぶ際には、特定の教科書は用いずに授業を行っています。ビデオやテレビ番組、新聞といった生の素材もふんだんに使いながら、生徒の日本語力に合わせた題材選びや教材作成が求められます。そういった背景もあり、毎年同じ教材を扱うということはほとんどありません。その分、教師にも創造性を持ち、学び、向上し続ける姿勢が必要とされ、IBが掲げるlifelong learner(生涯学習者)やholistic education(全人教育)は生徒だけではなく教師にも求められていることを体感しています。

「教師」としてだけではなく「人間」としてどうよりよく生きていくかを日々問われており、それがIBDPで日本語を教える魅力でもあると感じています。