【コラム】京都大学の入試英作文の視座を養うNEW TREASURE活用法!!

京都大学入試の自由英作文について

近年の京都大学の入試問題では第4問に自由英作文が出題されています。設問形式としては、大きく分けて意見論述型(令和2年度)と対話文完成型(令和3年度)の2タイプに分けることができます。設問の形式が異なるということは、問われる英語力も異なります。その点を意識せずやみくもに英文を羅列しても、高得点にはつながりません。小論文でも同じことが言えますが、自由英作文で最も受験生が犯してしまう傾向にあるミスは、質問に対して正対できないことです。そのため、なんとなく文意の通じる英語を書けば良いということではなく、設問が問うているポイントを踏まえた解答を作成する必要があります。ではまず、それぞれ出題意図が京都大学から発表されていますので、そこを確認してみましょう。

 1)意見論述型(令和2年度)
英語に関する知識だけでなく、それを使いこなしながら表出する能力が定着しているかを評価する。従来の単語や文法規則の暗記に留まらず、場面・文脈・状況において、適切に英語表現を運用することができるかを確認する。具体的には、礼節を持って情報提供を依頼する文章を英語で書く基礎的な能力を判定するための設問である。依頼文の形式を踏まえ、必要となる英語の丁寧表現を適切に使用できているかが最も重要であり、文法的な正確さだけに留まらず、語用論的な的確さを評価する。

2)対話文完成型(令和3年度)
会話的な表現、会話を成立させるための文脈理解などを問う。場面や状況に応じて、適切に英語表現を運用する能力を確認する。前後の文との一貫性が維持されているかという内容面と、書かれた英文の文法的正確さを問う。

出題意図として共通している部分としては、文法的な正確性だけでなく、状況(問題設定)に応じて適切な表現を使い分けることができるか、ということです。具体的に言うならば、令和2年度においては「奨学金担当者へのメール」、令和3年度においては「対等な関係にある者同士の会話」という状況設定を意識しなければなりません。

続き・・・

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