第10回 IB校がコロナ禍に強いシンプルな理由!!
IB校の特徴がそのまま生かされた

さてIB校はどうだろうか。

緊急事態宣言中はオンラインを中心に授業を展開して、解除後は、他のコースが密を避けて分散登校する中、IBコースでは分散させずに授業を展開できている。

東京の都心、千代田区にある千代田高等学院高等学校のIBコースもそうだ。都心にありながらも感染による授業の遅れもなく、再開後の授業運営も問題なく展開されている。休校中はオンラインで課題を出して資料も配布。一方通行にクラス全員に動画を配信することを超えて、オンラインで生徒から提出された課題には教員が内容をチェックして、生徒個々の様子や興味関心を的確に把握した上でのアドバイスをする。だから、探究学習で重要な生徒の興味関心をより引き出すことも可能なのだ。普段から双方向のやりとりが日常的に行われているので、教員にも生徒にも負担がない。

こうしたきめ細やかなことができるのは、IBのディプロマ・プログラム(DP)はどこも最大20名のコースだからだ。これ以上の規模になると探究学習を行うのに無理が出てくる。

そして、IBコースの生徒は資料配布も課題提出もオンライン中心であり、こうしたオンラインでの対応は日常である。だからオンライン環境が整備されていない学校のように、登校日や分散登校で課題や資料を受け取ったり課題を提出したりするためにわざわざ登校する必要がない。オンラインで双方向で授業がなされているので、生徒同士のコミュニケーションもオンラインで十分に行われている。クラスメイトの人となりがわかっているので、学校再開直後でも授業で発言する際の安心感があり、問題なく授業を進行できる。

このようにIBコースでは、少人数教室、ICTの活用により、授業に支障をきたすことがほとんどなかったようだ。

続き・・・

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