「withコロナ」時代の学校の「あり方」を模索する ミネルヴァ大学大学院と新渡戸文化学園の事例から!!

オンライン学習を「教室」の「デッドコピー」にしてはいけない

新型コロナウイルス感染拡大によって、あらゆる学校が長期間の休校になるという未曾有の経験を私たちはしている。企業では在宅勤務が定着し、テレビ番組の収録もリモートで行われるようになった。教育現場でも、ICTを活用した教育環境の整備が急ピッチで進められている。

仮に新型コロナウイルス感染拡大が比較的早期に終息したとしても、後戻りはできない。第2波、第3波がやってくるかもしれないし、立て続けに多種多様な新型の病原体が地球上に現れるかもしれない。その可能性を軽視してはならない。つまり「withコロナ」の時代である。

だとすれば、「今だけをしのげばいい」という発想は危険だ。今まで慣れ親しんだ「学校」という概念の枠組みを取り払い、新型コロナウイルスが存在するこの世界のこの状況に最適化する教育の方法を模索し続けることが必要だ。決して極論ではなく、学校という概念が大きく変容するかもしれない。

しかし現状の教育現場においては、これまでオフラインで実施してきた取り組みをオンライン環境に移植するいわばデッドコピー(劣化版)にしかなっていない状況が散見される。「教室の黒板の前にパソコンを設置し、1日の時間割通りに授業を行う様子を配信する」などがその例である。

続き・・・

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