校則も定期テストもない 桜丘中学校のインクルーシブ教育が「大人たち」にもたらしたもの!!

現在の日本の教育に危機感を抱いているのは、文部科学省や経済産業省の官僚、一部の熱心なNPOや民間の教育業界の関係者、そして、ひと握りの現場の教員だけではない。東京都世田谷区では、ある公立中学校の保護者有志が中心となり、教育のイノベーションに向けてトークイベントを開催、大盛況となった。

「定期テストや校則を撤廃し、不登校やいじめもなくなった」とメディアからも注目を集めた世田谷区立桜丘中学校の保護者たちである。開催した「桜丘中学校ミライへのバトン 〜選びたくなる、公立学校とは?〜」には参加申し込みが殺到し、1000人の席はすぐに予約で埋まった。キャンセル待ちも出るほどだった。当日(2019年11月30日)、会場には、世田谷区の小中学生や保護者、桜丘中学校に興味を持ち遠方から足を運んだ人もいたという。

2017年から毎年開催されている「未来の先生展」や、昨年開催された「Learn X Creation(ラーン・バイ・クリエイション)」など、これまでの教育の問題点を検討し、新しい教育を模索しイノベーションを起こそうと試みる大きなイベントが、このところ注目され始めていた。感度の高い教育者や保護者にはそれらの開催は浸透しつつあったが、保護者たちが自ら主催し、1000人もを集めたイベントはあまり見当たらない。

続き・・・

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事