筑波大、22年マレーシアに分校=日本初の海外本格進出-独自の教育文化発信へ!!

 【クアラルンプール時事】筑波大学(茨城県つくば市)が、マレーシアで日本の大学初となる海外分校を2022年9月に開設する方針を固めたことが27日、分かった。マレーシア人学生向けに、文系と理系の基礎的な教養を身に付ける「リベラル・アーツ学部」を設置する。講義は基本的に日本語で行い、定員は1学年160人。来月にも日本とマレーシア両国政府が正式発表する。筑波大関係者などが時事通信に明らかにした。

 日本を手本とする「東方政策」を掲げるマレーシアのマハティール首相が、現地の学生に勤勉さなどの価値観を学ばせるために、日本の大学を誘致していた。日本の教育文化の発信力強化につながりそうだ。
 日本政府関係者によると、欧米の有名大学が海外分校を設置している例はあるが、日本の大学が学位を授与する海外分校を設置するのは初めて。日本の私立大では、帝京大などが日本人学生の短期留学先として海外キャンパスを設けている。また、アメリカ創価大など日本の大学から独立した形で海外の正規学校をつくったケースもあるが、日本の大学の学位は受けられない。
 筑波大のマレーシア分校は、クアラルンプール市内にある同国最難関のマラヤ大の敷地内に開設する予定。25日に筑波大の永田恭介学長が現地を視察した。
 リベラル・アーツ学部の講義は日本語中心で行い、英語による補講を交えてマレーシア人学生をサポートする。カリキュラムの詳細は今後詰めていくが、国際関係や防災、情報、生命科学などさまざまな学問分野を問題解決方式で学ばせる。
 日本政府も教員の人件費を手当てするなど、通常の国立大運営費交付金とは別に筑波大の海外進出を財政面で当面支援する方針。

続き・・・

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事