定期テスト廃止に見る学校改革の問題点!!

最近、学校改革をはじめ、教育業界の改革の成功例を耳にする機会が増えた。それ自体は希望的だし、良いことだと思うが、後続の動きが心配である。「改革は痛みを伴う」と言われるが、それでも痛まないように配慮し、努力する必要がある。学校改革における問題の根本を考えてみたい。

学校改革の問題点

以前、学校改革のロールモデルの一つである麹町中学校の工藤校長に、最も重要なのは「合意形成」だという話を伺った。これは、まったくもってその通りだと思う。現場での改革は、教員・生徒・保護者といかに合意形成をするのかに尽きる。どこかの成功事例をそのまま持ってきてもうまく行くはずがない。違う現場には、違う人々が関わっており、事情も違うのだ。それぞれの現場でヒアリングをして、組織全体で共に場を作っていくことこそ、今までの教育現場で蔑ろにされ、現場任せにされすぎていた中心課題の一つである。

定期テスト廃止にしろ、担任制の廃止にしろ、方法だけ真似てもうまく行くはずがない。それを求めている現場があって、反対派を含め時間をかけて関係者全員の合意形成をできてこそ、本質的で意味のある改革になる。当然、そこまでやらなければ継続も難しい。実際、気鋭の校長が改革を成功させても、他校に移った途端に瓦解してしまう例は珍しくない。教育の現場だからこそ、教師や保護者を含め、人が中心にあることを認識し、その価値観に応じて人を育て、共に成長する必要がある。

続き・・・

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