「骨折り損のくたびれ儲け」 日本の大学で起業家は育たないのか!!

大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(以下APU)。

2000年の開学以来、授業のほとんどは英語と日本語の2言語で行われ、6千人いる学生は留学生と日本人学生の割合が半々。まさにグローバルかつユニークな大学だと言える。

昨年は、ライフネット生命保険の創業者であり、「仕事に効く教養としての『世界史』」など多くの著書を持つ出口治明さんが、国際公募によって学長に就任したことでも話題になった。

そのAPUで昨年夏、出口学長肝いりでスタートしたのが「APU起業部(以下起業部)」だ。起業を目指す学生を大学が支援し、年間5組の起業家輩出を目標に立ち上げたこのプロジェクトは、別名「出口塾」と呼ばれている。

なぜいま大学が起業家を支援するのか?「日本の大学教育では起業家が育たない」という出口さんにその理由を聞いた。

「出口塾」は「小さい〇より大きい△」

「まだ1年、プロから見たら穴ばかりに見えるかもしれません。もっと小さく始めたほうがいいというアドバイスもありますが、『小さい〇より大きい△』です。出口塾では、粗削りでもいいので、大きい夢を育んでいきたいと思っています」

先週土曜日都内で行われた「出口塾生」による活動報告会で、出口さんはこう語った。

起業部には31組46人の学生が参加しているが、この日は4組の学生がこれまでの活動を報告した。

会場には彼らの応援団であるクラウドファンディングの出資者も集まり、熱心に報告に耳を傾けた。

続き・・・

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