2020年度、大学入試を中心に教育界は大きく変わります。

文部科学省はこれまでの大学入試センター試験に代わり、2020年度から大学入学共通テストを実施すると発表しました。知識の理解を測るとともに、知識に基づいた思考力や判断力、表現力などを評価するとして、記述式問題が新たに導入されます。

マークシート式テスト

英語ではこれまでの「読む・聞く」力に加え、「話す・書く」力も問われるようになり、民間試験の成績を提出する仕組みになります。また、文科省は一般入試(一般選抜)の評価にも、志望動機や自己アピールなどを加えることを求めています。さらに、既に東大や京大も導入していて、個性や主体性をみるAO・推薦入試(総合型選抜、学校推薦型選抜)が、他の国立大にも拡大しそうです。これに伴って小学校、中学校、高校では、入試と同じ2020年度から新しい学習指導要領が順次実施されます。文科省は、主体性やコミュニケーション能力を伸ばすため、問題解決型授業への転換を目指すと説明しています。こうした変革を、受験生や生徒、保護者らはどう見ているのでしょうか。

改革の内容知っている「33%」

朝日新聞社は今年2月、インターネットを通じて、朝日新聞読者らを対象に「子どもの教育アンケート」を実施しました。18歳までの子どもを持つ保護者らから、4568件の回答がありました。87%は2020年度に教育改革が行われることについて知っていたものの、「ある程度内容まで知っている」と踏み込んだ人は33%にとどまりました。自由記入欄には「入試まで2年もないのに情報が少ない」「暗記式の勉強は通用しないというが、では思考力はどうつけたらいいのか」など、様々な不安や悩みが寄せられました。こうした質問や不安に基づき、エデュア編集部では2020年度大学入試改革のポイントをまとめてみました。

続き・・・

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