「テスト」は一体何のため?

■ 序列化のためではない
 テスト、と聞くと、私たちの多くは、すぐに成績の順位づけをイメージしてしまうのではないでしょうか。テストは子どもたちの序列化と選抜のためのもの。そんなイメージを、多くの日本人は持っているのではないかと思います。

 でも実を言うと、義務教育段階においては、テストはそのような意味を全く持ちません。というのも、義務教育の根本的な使命の一つは、すべての子どもに一定水準以上の学力を保障することにあるからです(ここで言う「学力」とは一体何かという点については、また改めてこの連載で論じたいと思いますが、今回は割愛します)。テストはこの使命を果たすためのツールです。それはつまり、子どもたちの学びの過程をモニターし、教育や学習の改善につなげるためのものであるということです。

続き・・・

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事