早大の変心 大学発スタートアップ「大歓迎」!!

早大の変心 大学発スタートアップ「大歓迎」

早稲田大学は30日、ベンチャーキャピタル(VC)2社と提携して大学発スタートアップを育成すると発表した。VCは大学の知的財産を活用したスタートアップに投資するファンドを設立。大学研究室と交流も深める。スタートアップが「早大発」と名乗ることに否定的だった早稲田大学。方針変更の背景には何があるのか。

早大は学生数が多いこともあり、安易に「早大発」と称するスタートアップが過去に続出した

早大は学生数が多いこともあり、安易に「早大発」と称するスタートアップが過去に続出した

■安易な「早大発」お断りだったが

今回、ウエルインベストメント(東京・新宿)とビヨンドネクストベンチャーズ(同・中央)の2社を提携先として選定した。VC2社はそれぞれ10億円規模の早大専用ファンドを立ち上げる。

ウエルでは、2019年春をファンド設立のメドとし、資金は早大OBや出身経営者などから集める。研究室で生み出された技術やビジネススクールの受講者など、早大の教育成果を基に起業したスタートアップに特化して出資する。

ウエルは早大から2割弱の出資を受けるVCだが、早大と関係ない企業にも出資してきた。専用ファンドでは「早大との連携を密にして、世界に通用するスタートアップを発掘・育成したい」(瀧口匡社長)。

ビヨンドは18年中に専用ファンドを作る。早大と出資関係はないが、研究開発型スタートアップの投資や育成プログラムの運営で実績を持っており、ノウハウを生かして起業家を育てる。

一方、早大はVCと組むことで「学内にある事業化のシーズ(種)の発掘から起業、事業成長まで一貫して支援する仕組みがなかった課題を解消したい」(早大の産学官研究推進センター)という。  続き・・・