大好評に感謝!! 社会課題解決「総合学習ノート」発刊10月15日!! 学校専用教材

ーーー編集長からのコメントーーー

─ 教科横断的な学びってどこから、どうやって手を付ければいいの?

─ 開かれた問いってどう掘り起こすの? 新学習指導要領も発表され、  

─ カリキュラムマネージメント

─ 教科横断  

─ 批判的思考

─ 問題発見・解決  

─ 正解のない問い

─ 社会に開かれた教育

などのキーワードに戸惑っている方もいらっしゃるかと思います。 複雑化する世の中、すぐ陳腐化する知識… もちろん知識は重要ですが、21世紀を生き抜くには、教科の枠を超えた(教科横断)探究により、汎用できる「概念」を習得し、知識を生きたものとし続けることが必要となるでしょう。 本書は、 ①国際バカロレアDPコースのコアの一つであるTheory of Knowledgeの要素も取り入れた、批判的な思考を核とする考えるための、問いを立てるための、基礎力をつける章、 ②二つの教科の担当者が協力して書き下ろした、教科横断的な課題とアプローチで、問い立て/思考過程/問題解決に実際に取り組む章、 ③また、高等学校で実際に取り組まれた課題解決型授業の紹介の章 からできており、「教科の壁を越えて、物事の問題の核心に迫り、社会の課題に取り組んでいく」具体的方法・手順を、国内の先進的な学校の先生方が紹介しています。 本文から「この本の使い方」の部分を紹介します。 この本は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4つのセクションからできています。 〈Ⅰ 巻頭言 この本を手にとっている皆さんへ〉は、この本に込められた願い、根底に流れているものを概説しているセクションです。ここもよく読んで欲しいと思います。 〈Ⅱ TOK的思考の基礎〉は、この本の底流の一つである、国際バカロレア・ディプロマプログラムのコアの一つ、Theory of Knowledge=TOKの考え方を紹介しながら、ⅢやⅣに掲載されているワークに取り組む準備をするセクションです。「道具」を揃えるセクションと言ってもいいかもしれません。以降の課題に取り組むのに必要な知識を、思考活動・探究(と協働)を通して身に付け、批判的思考をはじめいろいろなスキルと姿勢を身に付けるセクションです。Ⅱに取り組んでから、Ⅲ、Ⅳに取り組むのがよいと思います。Ⅱ-①は日本語で、Ⅱ-②は同じ内容が英語で記載されていますので、どちらの言語で取り組んでも構いませんが、英語にも是非、取り組んでもらいたいと思います。 〈Ⅲ 教科横断的課題解決の取り組み〉と〈Ⅳ 教科単独の取り組み〉は、Ⅱでつけた知識・スキルと、あなたの知的好奇心、粘り強さを持って、実社会の課題(社会課題)から、問いを立て、解決の方法を模索するセクションです。さらに、自分で社会課題自体を見つけるセクションでもあります。 Ⅲでは二つの教科・科目の担当者が協力して、ある課題に対して教科横断的に取り組むワークの例を提示しています。Ⅲ-①~⑦がありますが、順番に取り組んでもらっても、面白そうなもの、興味があるものから取り組んでもらっても構いません。どれから取り組むか考えることも面白いかもしれません。 Ⅳでは、実際に高等学校で行われた問題解決の取り組みの例を紹介しています。取り組んでみると、あなたの「(学校の)教科・科目」に対する考え方が少し変わってくるかもしれませんね。 Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの部分には皆さんの考えを書き込む欄を設けてありますが、ページ数の都合上、十分なスペースが取れていないところもあります。ほかに用紙を用意するなど、工夫してみてください。 そして、最後に重要なのは、それぞれの活動に取り組んだ後の振り返りです。クラスなど複数で取り組んだ場合には、相互評価を行うために、この本の107ページなどを参考にルーブリックを作成してみましょう。それを使ってお互いに評価を行い、また、各自気づきをメモしておきましょう。「これがよかった」「これはもう一つだった」「次はこうしよう」などなど… 個人で取り組んだ場合も、ルーブリックを作っての自己評価は有用だと思います。当然、気づきはメモしておきましょう。 “Fail well”という言葉があります。「上手に失敗する」というような意味ですが、上手に失敗するってどういうことでしょうか? 失敗を活かす? 失敗を活かすって、どういうことでしょうか? 失敗した点を明確に(具体的に)し、その原因を明確に(具体的に)し、それから? それでは、「予定調和」は頑丈な箱に入れて庭に埋め、自分の脳味噌と筆記用具、フレキシビリティとコミュニケーションをとる意欲、それから旺盛な知的好奇心をもって、後のページに取り組んでください。 著者一同、本書で探究に取り組んだ生徒達が「問題発見・問立て・問題解決」の力をつけ、その未来が明るいものになるよう願っています。


15日に発売となります「社会課題解決総合学習ノート」の4ページ、この本の使い方の項、

“Fail well”という言葉があります。「上手に失敗する」というような意味ですが、上手に失敗するってどういうことでしょうか? 失敗を活かす? 失敗を活かすって、どういうことでしょうか? 失敗した点を明確に(具体的に)し、その原因を明確に(具体的に)し、それから?
それでは、「予定調和」は頑丈な箱に入れて庭に埋め、自分の脳味噌と筆記用具、フレキシビリティとコミュニケーションをとる意欲、それから旺盛な知的好奇心をもって、後のページに取り組んでください。

と記しました。

多くの生徒諸君(高校生を念頭に執筆しました)、先生方、また大学生、社会人の方々にも手にとっていただけるといいな、と思って、いや願っております。