日本の教育に足りないもの 大切なのは個性か大勢か!!

日本の教育に足りないもの 大切なのは個性か大勢か

学校づくりに挑んではや10年。6年の準備期間を経て開校した日本初の全寮制国際高校は、この夏5年目を迎える。

70カ国以上から、家庭環境も宗教観も異なる高校生たちが集まる軽井沢の学び舎は、国内外から多くの方々が見学や取材にいらっしゃる場所になった。そしてほぼ毎回聞かれるのは、「こういう学校をもう一校つくらないんですか?」という問いである。今回はそれに答えるにあたり日本の教育に思うことを掘り下げてみたい。

1. 多様性に乏しい日本の教育

実は私は、我々のような学校や同じようなモデルが、国内にたくさんできることがいいとも、可能であるとも思っていない。真の多様性を実現するために、生徒の7割に奨学金を出すには莫大な資金が必要になり、私たちも毎年の寄付集めのために全国を奔走する日々である。

今年度から、悲願であったユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)の加盟校となったことで、世界160カ国のUWC国内委員会を支える3000名超のボランティアの皆さんが生徒募集と選抜を担ってくれているが、これら国内委員会のキャパシティにも限界があり、今のところ加盟校は1カ国あたり一校に限られている。   続き・・・