高校生19人に1人は「通信制」 少子化時代に生徒増のわけは?

高校生19人に1人は「通信制」 少子化時代に生徒増のわけは?

少年はリュックからiPad Proを取り出し、自分の「通う」高校を見せてくれた。画面には「国語表現」の授業メニューが並び、それぞれに「完了」マークが付いている。動画を見て、テストに答え、仕上げにレポートを提出する。「ネットの高校」をうたう通信制の「N高校」の授業だ。授業やホームルームはインターネット上でほぼ完結でき、空いた時間は好きなことに使う。そんな「自由」にひかれ、幼なじみ2人とここを進学先に選んだという。彼だけではない。N高校だけでもない。少子化が進む中、通信制高校は増加傾向にあり、実に19人に1人が「通信制」を選ぶ時代になっている。(笹島康仁/Yahoo!ニュース 特集編集部)

「急に自由になりすぎて」

N高校2年生の小島力さん(17)が待ち合わせ場所のカフェにやってきた。今年1月末、神奈川県川崎市。外の寒さのせいか、頬が少し赤い。

通信制高校について語る小島力さん(撮影:笹島康仁)

「なんとか今年度の課題が終わりました。ギッリギリ。全然やってなくて、たまってて……。中学の時は毎日学校に行ってたのに、急にフリーになったじゃないですか。最初は少しずつ(課題を)進めてたけど、途中から自由すぎて」

勉強は嫌い。小学校4年ぐらいから寝てばかりだったという。画面の「完了」マークもほとんどは、年が明けてからのものだ。  続き・・・


 

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